埼教組トピックス

埼玉県教職員組合(略称:埼教組)です。埼教組の取り組みを紹介します。

本部の豪華な昼食会 北海の味覚満喫

11月4日昼食会
今日の埼教組本部の昼は豪華鮭とイクラの丼、豚汁、秋田産いぶりがっこ、などのごちそうでした。

業務の傍らエプロン姿の書記さんたちが、調理に取りかかっています。いつもは梱包や印刷、仕分け作業をしている作業台の上に固形コンロに火を付けて調理をしています。もちろん台所でも調理をしています。
良いにおいが ぷ〜〜〜ん!

鮭とイクラは本部が紙などの事務用品の納品をお願いしているY商会の方からの提供です。
米は埼労連の20周年記念のキャンペーンで埼教組が応募したスローガンが入賞した記念で獲得した新米です。
3名が家庭から炊飯器を持ち込みました。この役割分担は書記長の指示?とか・・・。

鮭とイクラを提供していただいたYさんはもちろん、前委員長や教育文化研究所の事務局長もご招待して賑やかに食しました。
きちんと食材等の会費を集めています。

つい最近まで地公労団交や埼教連団交で厳しい表情で対応していた書記長も、満面の笑顔で鮭とイクラご飯を頬張っていました。

障害児教育フェスタ2009

11月3日障害児教育フェスタ絵本
今日は埼玉教育会館で障害児教育フェスタ2009が開催されました。
絵本の授業実践講座には埼教組の石原さんが講師で登場しました。
11月3日障害児教育フェスタパネルシアター
パネルシアターの実演と製作の演習もありました。
他にも「手話うた」の講座、発達講座、性教育の講座があり、充実した学習になりました。

埼教連第3回労働条件改善団体交渉は終了

第3回埼教連賃金・労働時間等団体交渉県教委

 10月23日(金)、埼教連(埼玉県教職員組合、埼玉県高等学校教職員組合で構成)の第3回労働条件改善団体交渉を行いました。6点の重点要求に絞って、参加した組合員から現場の長時間過密労働の実態を明らかにし、多忙化解消のための具体的な手だてや、各職場での実効ある措置を求めて発言が続きました。
 県教委から前進的な回答を引き出し、交渉は終了しました。概要は次の通り。

第3回埼教連賃金・労働時間等団体交渉委員長見解

1.県立学校の栄養教諭の発令について
 (小中学校では栄養教諭が発令されているのに対し、県立学校ではまだゼロ)他県の状況を十分に調査研究して、他県で発令されている事実を踏まえて、まずは特別支援学校への配置について検討する。

2.(県立学校の)給食調理員の賃金改善について
 賃金単価が県職員の臨時職員の時給相当額より15円上まわっていること、全庁的な日額が6,700円に改定される予定であること、交渉参加者の意見等を踏まえて、予算の確保に努め改善に向けて努力する。

3.月途中採用者の通勤手当の日割支給について
 4月中途で任用されている臨時的任用教職員が多い実態を具体的に人数を示し、日割支給の説明を人事委員会にしてきたが、他県の状況を踏まえ、引き続き人事委員会に対して要望する。

4.割振り変更簿の導入・活用と対象事由の拡大について
 導入されていない市町村について、個別に対応するなどして、全ての市町村が導入できるように一層努める。県立学校の運用も踏まえて情報提供する。県立学校の「職員会議、校務分掌に基づく会議、生徒指導用務、旅行命令簿による用務等、校長が学校運営上必要と認める用務」は対象となることを市町村教委も含めて働きかける。
 特別支援学校においては、複数の担任の教員が児童生徒の個別の指導計画を協議しながら決める場合、その日のうちに業務を終了しなければならない状況があれば、校長があらかじめ校務として命じ、会議や打合せと同様の用務ととらえて対応することができる(割振り変更の対象とする)。

5.勤務実態の改善について
 休憩時間の取扱いについては、勤務時間の中で必ず所定の休憩時間を確保するよう管理職を指導している。やむを得ず確保できない場合は、その日の他の時間帯に動かするなどして、実質的に休憩時間が確保できるよう、引き続き指導する。
 休憩時間の3分割や極端な分割については、改善を図るよう指導に努める。
 学校の多忙な状況を少しでも改善する立場から、年次休暇の計画的取得促進が図られるようあらゆる機会をとらえて指導に努める。

6.パワハラ防止指針の策定について
 職場におけるパワーハラスメントはあってはならないと認識している。他県の進んだ取り組みを踏まえ、知事部局と連携をとりつつ、パワーハラスメント防止に係る指針の策定に向け速やかに研究・検討を進めたい。

第3回埼教連賃金・労働時間等団体交渉

障害と教育実践の関係について<第4回障害児教育基礎講座から>

第4回障害児教育基礎講座
 23日、埼教組障教部主催の第4回基礎講座が埼玉教育会館で開かれました。今回は桜美林大学の茂木俊彦さんに「障害と教育実践の関係について〜自閉症児の理解と支援を中心に」というテーマで話をしていただきました。

 まず、1943年、アメリカの児童精神科医レオ・カナーの「早期幼児自閉症」、1944年のオーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーの「自閉性精神病質」の報告の時期の理解から、マイケル・ラター等の言語・認知障害仮説、1981年のイギリスの自閉症研究者ローナ・ウィングの「アスペルガー症候群〜臨床的記述」等の諸説を振り返りました。

 自閉症の特徴である「三つ組」についてもふれました。
<自閉症の三つ組とは>
1) 社会性の障害・・・人との関わり
2) コミュニケーションの障害・・・言葉の獲得と言葉を使ってのやりとり
3) 想像力の障害とそれに関連した行動の障害・・・強いこだわり、同一性保持

 こうした特徴は決して自閉症の人にだけあるのではいこと。
 健常な人にもあることを話されました。たとえば、「こだわり」では、自分たちも毎日同じ家に帰り、同じ部屋に戻り落ち着く。ただ、融通が利くという点で大きな差が出る。

 たしかテレビで見ましたが、アメリカ大リーグ、レッドソックスの松坂投手はベンチからグランドに出るときは、ホームベースから一塁のラインを必ず右足でまたいでいるそうです。これも験担ぎでしょうが、同一性保持です。安心するのですね。

 同じくシアトル・マリナーズのイチロウ選手も、バッターボックスに入る前の動作は必ず同じです。膝の屈伸をして入ります。バッターボックスではユニフォームの右袖をまくり、バットをピッチャーに向けて立て、ピントを合わせるようにピッチャーを凝視します。これも同一性保持ですよね。一連の行動の中で、精神を集中させていくわけです。この動作をしないと、落ち着かないし、次の動作の準備にならないのではないでしょうか。

 高機能自閉症とアスペルガー症候群についても話がありました。
 「高機能」とは、IQが「正常範囲」に入るものを指すのであって、けっして高知能のみに限定はしないということ。
 3歳までにことばの遅れがあるのが高機能自閉症で、アスペルガー症候群は言語表現がそれなりに多彩であること。
 ただし、高機能自閉症とアスペルガー症候群には重なり合う部分があるか、連続する部分がある。
 感覚・知覚レベルでの過敏性が見られる事例が少なくないが、過敏のみ強調するのではなく、感覚・知覚の偏りがあると見た方がいい。

 そして、自閉症児を「困った子」と見るのではなく、この子たち自身が困っているんだ、「困っている子」と見ることが大切になることを指摘されました。

 茂木さんは障害のある子の教育にとりくむ上で、「障害の見方の問題は非常に重要です」と話しました。と同時に大事なことは、「障害だけにとらわれない」ということも付け加えました。

 「障害と子ども」、「障害と人間」という見方が大事ですよ、と話されました。障害にばかり目が行き過ぎてはだめで、「障害に配慮しながら、子ども=人間に働きかける」ことが大事です。

 自閉症の人への関わり方の基本をこう話されました。
1) 自閉症の人の感じ方・考え方について知識をもつこと。
2) 共感的理解、自閉症の子どもの内面を分かろうと努力すること。
 さらに、自閉症児の内面世界は思いのほか豊かであり、その世界を知っていくこと、心の交流を深めていくことが大事です、と話されました。

 最近のTEACCH(ティーチ:Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Children)は技法で、有効である場合あるが、根本において共感的理解、発達段階を考慮した働きかけ、教育における文化の伝達と共有といった問題意識が欠かせないことを強調されました。

 最近の障害のある子の教育に対する、長い研究と臨床経験、実践と理論の発展に携わってこられた茂木さんの思いが語られました。

第3回地公労賃金確定団体交渉で終了 前進部分をつくる

10月2日第3回賃金確定団体交渉地公労役員
 本日、17:30から19:05まで、第3回地公労賃金確定団体交渉がありました。早朝8:00からは1時間に渡って、雨の中地公労ニュースNo3を県庁門前で配布しました。
 当局の「人事委員会勧告を尊重」してという理由で、月例給の引き下げ、一時金の削減、住居手当の廃止、義務教育等教員特別手当と給料の調整額の見直し等々の回答がありました。
10月2日第3回地公労賃金確定団体交渉当局側
 第1回の交渉から本日の交渉まで繰り返し繰り返し、現場から参加した組合員が発言してきました。
 国と違って官舎がなく自宅を購入するのが当然のなか、住居手当の廃止は理由がない。住宅ローンの返済や子どもの教育費等の厳しい生活実態、少ない人員で仕事量が極限に達する増え方をしているもと長時間労働の対価がどんどん削られていくのではたまらない等々、士気の低下を招く状況が訴えられました。また使用者責任の放棄であるという厳しくするどい発言がつづきました。

10月2日第3回地公労賃金確定団体交渉議長見解
 当局から第1回交渉時から前進部分の回答があり、地公労幹事会は交渉を終了する旨、参加者に説明し、当局に対し「終了」を告げました。最後に地公労議長から見解を表明し、地公労の交渉は終わりました。

 前進部分の回答等は後日報告されます。

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